先日、紅葉にはまだチョット早い箱根の強羅まで
空調機とその他関連機器の保守点検をしに行きました。
多少、色付き始めてはいますが見頃はまだまだと言った感じでした。
気温は昼間にしては涼しいですが、今朝は一番の寒さだったらしいので
箱根だからこの気温ではないのかもしれません。
まずはボイラーの点検です。
ボイラーはバーナー部分を取り外し
分解します
ウエス等でキレイに拭いていき、
元に戻し試運転をして完了です。
パネルヒーターはボイラーで暖められたお湯を循環しているので、
かなり暖かいですし、暖房の短所でもある
部屋の乾燥や空気が汚れることなく暖かくなります。
しかし、大きな部屋全体を温めるには向いてなく
トイレや個室等の小さな部屋向きです。
パネルヒーターは前面及び上部のグリルに付いているほこりを水拭きします。
同時にパネルが暖かいというよりは熱いと感じるかも確認します。
ファンコイルはパネルヒーターと同じくボイラーで暖められたお湯を循環しているのは同じですが
違いはファンで温風を排出して部屋の隅々まで暖めます。
排出するということは吸気が必要なため、
フィルターが存在するので、フィルター清掃をします。
パネルヒーター同様、前面及び上部の吹き出しグリルに付いているほこりを水拭きします。
吹き出しグリルをちゃんと掃除しないと、使うときに部屋全体にほこりを撒き散らす事になります。
あとは運転をして温風が出るかの確認をします。
エアコンはこの現場ではほとんどが壁掛けタイプで、数台天吊りタイプがあります。
全てのエアコンのフィルターを取り外します。
見てのとおり、壁掛けタイプはほとんどがカートリッジタイプのフィルター自動清掃機能が付いているので
フィルターはほとんど汚れていませんし、カートリッジにもそれほどゴミは溜まっていませんでした。
ですがそれぞれフィルターは水洗い、カートリッジは水拭きをしました。
フィルターよりも重要なのはエアコン本体です。
上側はエアコンを使っていても、使っていなくてもほこりが溜まります。
吹き出しルーバーは意外にフィルターよりも汚れています。
拭き取ると黒くなることが多いです。
前面カバーの裏側はフィルターの汚れ同様に汚れます。
吹き出し口も汚れています。ファンの静電気でほこりを呼び込むからです。
だから、ファンも汚れていますが、この点検ではキレイには出来ません。
オーバホールが必要です。
エアコンはフィルターはもちろん大事ですが、
エアコン本体の清掃も大事なのです。
その他、ポンプ等の点検も実施しました。
関係はないですが地元に帰ってきたら、夕日がキレイだったので
思わず撮影しました。
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