2015年11月05日

箱根の保養所保守点検

先日、紅葉にはまだチョット早い箱根の強羅まで

空調機とその他関連機器の保守点検をしに行きました。


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多少、色付き始めてはいますが見頃はまだまだと言った感じでした。


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気温は昼間にしては涼しいですが、今朝は一番の寒さだったらしいので

箱根だからこの気温ではないのかもしれません。


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まずはボイラーの点検です。


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ボイラーはバーナー部分を取り外し


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分解します


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ウエス等でキレイに拭いていき、

元に戻し試運転をして完了です。


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パネルヒーターはボイラーで暖められたお湯を循環しているので、

かなり暖かいですし、暖房の短所でもある

部屋の乾燥や空気が汚れることなく暖かくなります。

しかし、大きな部屋全体を温めるには向いてなく

トイレや個室等の小さな部屋向きです。


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パネルヒーターは前面及び上部のグリルに付いているほこりを水拭きします。

同時にパネルが暖かいというよりは熱いと感じるかも確認します。


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ファンコイルはパネルヒーターと同じくボイラーで暖められたお湯を循環しているのは同じですが

違いはファンで温風を排出して部屋の隅々まで暖めます。


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排出するということは吸気が必要なため、

フィルターが存在するので、フィルター清掃をします。


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パネルヒーター同様、前面及び上部の吹き出しグリルに付いているほこりを水拭きします。

吹き出しグリルをちゃんと掃除しないと、使うときに部屋全体にほこりを撒き散らす事になります。

あとは運転をして温風が出るかの確認をします。


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エアコンはこの現場ではほとんどが壁掛けタイプで、数台天吊りタイプがあります。

全てのエアコンのフィルターを取り外します。


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見てのとおり、壁掛けタイプはほとんどがカートリッジタイプのフィルター自動清掃機能が付いているので

フィルターはほとんど汚れていませんし、カートリッジにもそれほどゴミは溜まっていませんでした。

ですがそれぞれフィルターは水洗い、カートリッジは水拭きをしました。


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フィルターよりも重要なのはエアコン本体です。


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上側はエアコンを使っていても、使っていなくてもほこりが溜まります。


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吹き出しルーバーは意外にフィルターよりも汚れています。

拭き取ると黒くなることが多いです。


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前面カバーの裏側はフィルターの汚れ同様に汚れます。


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吹き出し口も汚れています。ファンの静電気でほこりを呼び込むからです。

だから、ファンも汚れていますが、この点検ではキレイには出来ません。

オーバホールが必要です。


エアコンはフィルターはもちろん大事ですが、

エアコン本体の清掃も大事なのです。


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その他、ポンプ等の点検も実施しました。


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関係はないですが地元に帰ってきたら、夕日がキレイだったので

思わず撮影しました。


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2015年03月17日

空冷チラーガス漏れ対応(逗子)

逗子のお宅にて空冷チラーのガス漏れ対応を実施しました

まずは構成ですが
室内機側へはこのチラーを使用して
暖房時はお湯、冷房時は冷水を作って
室内側へポンプで送って循環しています
空冷チラー自体はR-22を使用してお湯や冷水を作ります


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今回のこの空冷チラーにて室内側から暖かい風が出ないという
不具合が発生しました

調査した結果、空冷チラー自体は動いていて
温度が上がるまでに時間はかかるがお湯は作っていました

そこで、ガス圧を調べたところガス欠という事が分かり
後日ガス漏れ調査をすることにして
本日そのガス漏れ調査をしました


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ガス検知機で調査したところ、やはりガス検知機に反応(ガス漏れあり)があり
カバー等を開けられるところは開けて、調査しました


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調査した結果、熱交換器の下の方で強く反応したので
今度は発泡剤にて細かく調査した結果
一番したのミドリに変色している管からガス漏れしているのを発見

発砲剤をかけると、ブクブクと泡が出来ました
発見したときは、「やった!!」と思う瞬間です

漏れ箇所が見えるところで良かったです
裏側や見えないところだったら、発見は難しかったと思われます


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空冷チラー内にはガスが残っているので
まずは冷媒回収作業です
ガスが残っている状態では溶接は出来ないので


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回収が完了したので
漏れ箇所を溶接して修理します
漏れ部分は原因は分りませんが、ピンホール状態だったので
その穴を溶接してフタをすることになります


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ちょっと苦労してなんとか穴をふさぐことが出来ました


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次は溶接で本当に穴がふさがったかの確認をします
窒素にて耐圧をかけて、しばらく放っておき
圧力に変化がないかの確認をします


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圧力に変化が無かったので、窒素を抜いて
配管内の真空・乾燥をします


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最後に、規定量の冷媒ガスを充填します

現時点では他からの漏れはなさそうなので
これで大丈夫だと思われます

漏れ箇所が見つかったので、良かったですが
もし、見つからない・見つかったが溶接出来ない場所だったら
更新するしかなったので、見つかり・補修出来て良かったです

故障したら交換するのは簡単ですが、
お金もかかりますし、なおる可能性があるならもったいないです
可能であるなら、修理して使いたいものです

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2015年01月08日

2階和室にエアコン取付工事(逗子)

3階建てビルの2階部分にある6畳和室に新規エアコン取付工事を実施しました

室外機は3階部分のベランダ部分に設置します。
室内機側は貫通穴は開いていない状態で、近くにはコンセントはあります。
配管はスリムダクトを設置します。

機種は
弊社手配の三菱電機製
6畳用タイプ MSZ−GV224−W(2014製モデル)を取付しました


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室外機は3階部分のベランダに設置します。
すでに、2階の他の部屋に設置してある室外機が2台置かれています
ガスの給湯器があるので、そこを逃げたところにおくことにしました


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すでに設置してある配管の右側に今回の配管を設置して
室外機までもっていくことにしました


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上から見ると右側に配管を設置しますが、
排水溝があるので、ちょっと狭そうですが間を通すことになります


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室内機側です
電源や配管の関係上、部屋の真ん中ではなく左よりに設置し、
2階なので今後も考えて接続部分を室内にするために左配管で接続します

貫通穴の室内側からはすぐにあきましたが、外側からはちょうどう鉄筋がからみ
穴あけに苦労しましたが、時間はかかりましたがなんとかあきました。


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室外機を設置しました
これで、すでに設置済みのその他2台の室外機との排気流にも問題ありません


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配管は立ち上がり部分から室外機までをすべてテープ巻きにしようと思いましたが
結局、フレキダクトを使用してちょっとだけテープ巻きになるようにしました


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立ち上がり部分もなんとか間に入れ込むことができました
思った通りになってよかったです


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室内機も取り付け完了しました
本来、和室なのでホワイトではなくベージュにするのがベストですが
パンフレットをみる限りだとベージューは受注対応品みたいでしたし
他の部屋の和室もホワイトだったので今回もホワイトにしました。

弊社はお客様のご要望がなければ、大体ダイキン製エアコンを手配しますが
このお客様はすでに他の部屋に三菱電機製のエアコンを取り付けていたので
この部屋も同じ三菱電機製にしました


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外側の配管です
2階なので2段梯子を使用する高所作業を予定していましたが
途中途中にちょうど窓があったので、窓からスリムダクトを設置することができました
一部2段梯子を使用した箇所もありましたが

見た目も満足できるスリムダクト設置になったと思います。

今回はエアコン本体を弊社で手配して取り付けしましたが、
もちろん、お客様が手配したエアコンでも取り付けは可能です

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タグ:エアコン
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