2017年01月12日

ファンモータ交換作業

ファンモータ交換作業です。

お客様より ファンモータから異音がするが ファンモータを交換するか 掃除等をすればなおるかを見て欲しいということでお伺いしました。

結果は ファンモータのベアリングからの異音だったので 油等を指しても一時しのぎにしかならないし 本体も製造から11年経過しているので 油でなおっても再発したときに 部品がなくなってしまうかもしれないという事で 後日ファンモータ交換することになりました。

エアコンは2006年のダイキン製 マルチタイプでした。
ファンモータとともにプロペラファンも交換することになりました。


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ファンモータは基板にコネクタで接続されていますので 基板部分もフタを開けないと交換できません。
この室外機はフタを開けたらすぐにコネクタが外せるタイプだったので良かったですが たまに基板も外さないとコネクタが外せない場所についてこともあります。


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コネクタを外したので プロペラファンとファンモータを外しました。


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あまり違いはないかもしれませんが これが外したファンモータとプロペラファンです。


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よく見るとファンモータの軸はかなりサビています。
しかも 手で回してみても多少の異音がします。


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新しいファンモータを取り付けました。


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プロペラファンも取り付けました。


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あとはカバーをすべてしてから 試運転です。


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ファンモータから異音はまだ大きくなかったのですが 遅かれ早かれ音は大きくなりますし いつロックして動かなくなるか分かりません。
お客様のご指摘で早めに対応出来たので良かったです。

何事も早めがいいということですね。
交換しないで ファンモータがロックする時期は分かりませんが 真冬や真夏にロックしたら交換するまでエアコンは使えないことになるので ちょっと音がするとか 気になったらご相談下さい。


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2015年03月17日

空冷チラーガス漏れ対応(逗子)

逗子のお宅にて空冷チラーのガス漏れ対応を実施しました

まずは構成ですが
室内機側へはこのチラーを使用して
暖房時はお湯、冷房時は冷水を作って
室内側へポンプで送って循環しています
空冷チラー自体はR-22を使用してお湯や冷水を作ります


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今回のこの空冷チラーにて室内側から暖かい風が出ないという
不具合が発生しました

調査した結果、空冷チラー自体は動いていて
温度が上がるまでに時間はかかるがお湯は作っていました

そこで、ガス圧を調べたところガス欠という事が分かり
後日ガス漏れ調査をすることにして
本日そのガス漏れ調査をしました


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ガス検知機で調査したところ、やはりガス検知機に反応(ガス漏れあり)があり
カバー等を開けられるところは開けて、調査しました


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調査した結果、熱交換器の下の方で強く反応したので
今度は発泡剤にて細かく調査した結果
一番したのミドリに変色している管からガス漏れしているのを発見

発砲剤をかけると、ブクブクと泡が出来ました
発見したときは、「やった!!」と思う瞬間です

漏れ箇所が見えるところで良かったです
裏側や見えないところだったら、発見は難しかったと思われます


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空冷チラー内にはガスが残っているので
まずは冷媒回収作業です
ガスが残っている状態では溶接は出来ないので


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回収が完了したので
漏れ箇所を溶接して修理します
漏れ部分は原因は分りませんが、ピンホール状態だったので
その穴を溶接してフタをすることになります


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ちょっと苦労してなんとか穴をふさぐことが出来ました


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次は溶接で本当に穴がふさがったかの確認をします
窒素にて耐圧をかけて、しばらく放っておき
圧力に変化がないかの確認をします


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圧力に変化が無かったので、窒素を抜いて
配管内の真空・乾燥をします


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最後に、規定量の冷媒ガスを充填します

現時点では他からの漏れはなさそうなので
これで大丈夫だと思われます

漏れ箇所が見つかったので、良かったですが
もし、見つからない・見つかったが溶接出来ない場所だったら
更新するしかなったので、見つかり・補修出来て良かったです

故障したら交換するのは簡単ですが、
お金もかかりますし、なおる可能性があるならもったいないです
可能であるなら、修理して使いたいものです

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2014年03月27日

エアコンの洗浄・修理(逗子)

3/25、逗子M邸の4台マルチエアコンのうち、ロフトに設置してある室内機から異音がするとのことで
モーター交換にあわせて薬品洗浄をすることにしました。

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ロフト設置の室内機、天井が低いので脚立なしでできます。



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これは室内機の吹出口、ファンのアップ  設置から7年、ファンが目詰りしているのが
わかります。これでは風量を変えても強い風はでてきません。
モーターから異音がしていて、モーター交換のためにはポンプダウンをして室内機の
分解が必要なため、あわせて薬品洗浄することに!

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これは4台マルチの室外機、1台の修理でも閉鎖弁を閉めて、電源を落とすため、
完了するまで他の部屋もエアコンは使えません。 陽気がエアコンがなくても大丈夫
だったのがせめてもの救いです。


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室内機を外し、会社に持帰っていざ分解!


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トラブル発生です。 経年劣化?軸受け部分がポロポロと破損しました

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わかりにくいけど、底フレームの真ん中にもヒビ割れがあります


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ドレンパンもヒビ割れでさけていました。
冷房時に水漏れがしていたとのことなので、これが根本の原因ですね。

こうなってしまうと、補修ってわけにはいかないので、至急部品を取寄せました。
運よく在庫があり、翌日には部品が届きました。


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交換部品 : ドレンパン組立て品  手前が新品

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交換部品 : 底フレーム  手前が新品

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交換部品 : ファンモーター   右が新品  


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3/26の夕方 熱交換器は先に洗浄しておき、部品がきたので組込みです。


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3/27 室内機を元の位置へ取付けます。


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冷媒管を接続後、真空引き・真空乾燥をします。


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室内機の化粧カバーを取付け、試運転をして完了です。

1日の予定がトラブルで、3日間となりお客様にご迷惑をおかけしました。

1対1のペア機なら迷わず、更新なのですが、室内機1台のために全て交換にも
抵抗があり、部品交換で対応できたのがせめてもの救いです。


暖房シーズンも終わり、中間期。
長年使われているエアコンありませんか?
冷房シーズンにはいってから慌てないように1度点検されてはいかがでしょうか?

 
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